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感情のコントロールが出来ない原因は?感情をコントロールするために必要な6つのポイント

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感情をコントロールすることは非常に難しいですよね。どんなに人格的に優れた方でも感情を完璧にコントロール出来るという方は珍しいのではないでしょうか。ここでは感情のコントロールをするためのコツやその方法などについて解説しています。自分や子供の感情のコントロールについて悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。

感情のコントロールが出来ない原因を知りたい!

1) 余裕がなくなっている

常に冷静でいるためには、心に余裕を持つことがとても大切です。心の余裕がなくなる原因には、時間的、経済的な要素、自身の処理能力など様々な要因があります。時間に余裕がなくなったり、自分の処理能力を超えた仕事を引き受けてしまったりすると、その物事しか考えられなくなって感情のコントロールを失ってしまいがちです。

2) 頭の切り替えが出来ない

何かに失敗した時、すぐに頭を切り替えて別のことに集中出来るでしょうか。もし前の失敗を引きずって、失敗を繰り返してしまうことが多いようであれば、それは頭の切り替えが苦手なのかもしれません。感情のコントロールが出来ない方は、他の物事をずっと引きずってしまって、関係のないところでも感情的になってしまう傾向にあるようです。

3) ストレスを溜め込んでしまう

ストレスをうまく発散出来ず、自分の中にどんどん溜め込んでしまう方は感情のコントロールが苦手な傾向にあります。それは溜め込んだストレスがいつか暴発して、コントロールを失ってしまうためです。
ストレスを感じない生活はほぼ不可能ですから、自分なりのストレス発散方法を見つけてあまり溜め込みすぎないようにすることがとても大切と言えます。

4) 頭が固い

人と意見が食い違うと、我を忘れて他人を言い負かそうとする方でよく見られる傾向です。自分以外の考え方を受け入れられず、固執した見方をしたり、自分にしか通じない極論や特殊例を一般的なことと考えてしまうのです。
こうなるとちょっとしたことで怒りを感じるようになってしまいます。人と考え方が違うのは当然と考えて、常に冷静に、広い視野を持つことが大切です。

5) 人の意見に流されやすい

自分の意見がなく、人の意見に流されやすい方も感情のコントロールが出来ない傾向になります。例えば、誰かにおだてられるとすぐその気になってしまったり、誰かに勧められるとあまり考えずに衝動買いをしてしまうような方が当てはまります。これは自尊心の低さに原因があると言われています。

6) ホルモンバランスが乱れている

女性に多い症状ですが、ホルモンバランスが乱れてくると情緒不安定な状態になりがちです。これは月経周期に伴うものですから、この時期は仕方がないと割り切って、あまり予定を入れないようにしたり、重要な決断を下さないようにするなど工夫して過ごしましょう。
また、男性でも40代以降に感情の起伏が激しくなる傾向が見られますが、これもホルモンバランスの乱れによるものと考えられています。

7) 病気の可能性も

感情のコントロールが出来ない原因はほぼ本人にあると言えますが、それ以外にも病気が原因で感情がコントロール出来ないケースもあります。このことについては、下記で詳細にご説明いたします。

感情をコントロール出来る人はやらない5つの行動

1) 自分に注目を集める

自分に注目を集めようとする人は明るく元気な人、というイメージもあるかもしれません。ですが、この行動は誰かに自分を必要とされたいと考えている人がとる傾向が強いです。これは、誰かに必要とされていないと自分に価値を感じることの出来ない、自尊心が低い人に特有の行動とも考えることが出来ます。

2) 一つのことをずっと根に持つ

相手に何かされた時、もしその相手が真摯に謝っても長い間固執して根に持つ方がいます。感情をコントロール出来る方はきちんと謝罪を受けたら、その時点で頭を切り替えてスパッと許してあげることが出来るものです。

3) はっきり断らない

人の誘いなどを断らない方は根が優しい方なのかもしれません。ですが、自分が嫌なことにも断れない人は、その相手との信頼関係がきちんと築けていない方だとも考えることが出来ます。自分のやりたいことをやる、やりたくないことはやらない、とある程度割り切って考えることも、感情をコントロールする上では大切なことです。

4) 手を抜くことを知らない

感情をコントロール出来る方は、やるべきこととやらなくても良いことの区別をしっかり持っています。ですから、何もかもに全力で取り組むということはなく、自分一人だけのゆっくりとした時間を楽しむ余裕を持っています。
逆に、そのような余裕がない方が感情のコントロールが不得手だと考えることが出来るのです。

5) その場の空気を読みすぎる

感情をコントロール出来る人は自尊心が高いため、しっかりと自分を確立しています。そのため、周囲の人間に合わせる必要を感じていないのです。自分が何かに属していない状態を恐れたり、誰かに嫌われたくないから自分を押し込めて周囲に合わせるという行動は、自尊心が低い方によく見られる傾向です。

感情をコントロールする6つの方法

1) 大きく深呼吸する

呼吸が浅くなると体に十分な酸素が取り込まれず、血流が悪くなります。その結果、感情を司る脳にも血流が行き届かず、コントロールを失っている可能性があります。感情が高ぶっていると、呼吸が浅くなって体に力が入っている場合が多いです。
頭に血が上っている時には呼吸の浅さなど気にしていないかもしれませんが、カッと来たらまずは大きく深呼吸を繰り返してみましょう。気持ちが落ち着き、多少なりとも冷静に物事を考えられるようになっているはずです。

2) 自分にプラスの影響を与える反応を知る

誰かにイラついたり、傷つけられたりするといったネガティブな反応が引き金となって、さらに落ち込んでしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。このようなネガティブな反応は、基本的に自分にプラスの影響を与えることはありません。イライラしたことで、物事がプラスに働く場面を想像することは難しいですよね。
ですから、なるべく自分にとってプラスな効果が得られるように考え方を身につけましょう。大切なのは、冷静に怒りや悲しみの原因を見極めることです。最初は大変ですが、この考え方が身につくとちょっとやそっとのことでは感情が乱れることはなくなっていきます。

3) 誰かのせいにしない

怒りや悲しみを抱いた時に、「何でこうしてくれないの」「どうして自分を分かってくれないの」とその原因を相手に求めてしまうことってありますよね。ただ、このように自分の怒りや悲しみの原因を他人に求めていては、相手が変わってくれない限り状況が改善されることはありません。
怒りや悲しみの本質的な原因が自分にあると考え、次回の改善策を前向きに検討することが感情のコントロールを身につけるポイントの一つです。

4) ネガティブな発言を口にしない

ネガティブな言葉を口に出すと気分も一緒に落ち込んでしまいがちですが、「自分は大丈夫」「元気だそう」「無理し過ぎない」というようにボジティブな言葉を口に出していると、安心感を得ることが出来ます。安心感が得られると落ち着いて冷静に物事を考えやすくなるので、感情のコントロールがやりやすくなるのです。

自己暗示に近いところがありますが、自分で自分に安心感を与えられるようになることで感情のコントロールがある程度効くようになることを覚えておいてくださいね。

5) 規則的なリズムの運動をする

一定のリズムで行う運動といえば散歩やランニングが挙げられますね。単調で規則的なリズムの運動を行うと余計なことを考えずに済みますから、感情が高ぶっている時に一旦クールダウンするにはもってこいの方法と言えます。

6) 不幸の後の幸運こそ、心の栄養になる

辛いことや悲しいことがあると落ち込んでしまいますよね。ですが、この時に今が最低なのだから、この後は良いことが必ず起こると前向きに考えると感情のコントロールをやりやすくなります。

何も起こらず平坦な人生というのも一見平穏そうに感じますが、これは良いことも悪いことも起こらないということです。そのような人生はなかなかありませんから、ある程度ネガティブな経験をするのは当然のことです。むしろこの時の感情の波が大きいほど、後の幸福を目一杯感じることが出来るとも言えるのではないでしょうか。

感情のコントロールが出来なくなる病気があるの?

境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)について教えて!

境界性人格障害とは、感情が極めて不安定で気分の波が激しく自分では抑えられなくなる症状のことを言います。例えば、物事の善悪を極端に判定する、ちょっとしたことで癇癪を起こす、強いストレスがかかると一時的に記憶障害が起こり、精神病と似たような状態になることがある、といった症状がみられます。

境界性人格障害の原因には、遺伝と環境の2つの要素があると言われています。遺伝的に境界性人格障害になりやすい性格傾向を持っていると、育った環境によって境界性人格障害を発症する可能性が高いと言われています。
環境の要素としては、まず幼児期に母親との信頼関係をうまく築くことが出来なかった場合、また親離れ子離れができずに親子で共依存状態にある場合、真面目に育てようとするあまり子供を否定ばかりして育ててしまった場合などに発症しやすいと言われています。

境界性人格障害はどのように治療するの?

境界性人格障害の治療には、薬物治療とカウンセリングなどの治療が並行して行われます。薬物治療では、強い不安感や激しい怒りの感情などを抑えるために、抗うつ剤や抗不安薬などの薬が主に処方されます。
また、精神科医や臨床心理士によるカウンセリングや行動療法を通して、自分自身で思い出したくない経験などにしっかりと向き合うことが出来るようになっていきます。

感情のコントロールが出来ない子供が増えている?

子供が感情をコントロール出来ない原因は何?

早稲田大学教育学部の研究では、子供が感情のコントロールを失ってキレやすくなる原因の一つに、自尊心の低さがあるということが報告されています。自尊心とは自分を肯定する心のことを言います。自尊心が低い子供では、ちょっとした注意を受けても自分が否定されたと感じてしまう傾向にあります。また、自分に自信が持てないため、注意に対して自分を肯定する反論も出来ず、切キレるという行為でしか自分を表現出来なくなっているのです。

では自尊心が低くなってしまう原因には何があるのでしょうか。自尊心が低い子供に共通して言えるのは、そのままの自分でいることを禁じられてしまった経験を持っているということです。例えば、やりたくもない習い事を無理やりやらされている場合などがこれに当てはまります。これは多くの場合、親が自分の理想的な子供を育てるために、子供が本当に臨んでいることから目をそらしてしまっているケースが多いです。

自分を受け入れられなかった子供は、誰かに望まれる自分になるために自分ではない偽りの仮面をかぶるようになります。その結果、自分と相手の境界線が曖昧になり、どんどん自分を見失っていきます。要は相手に合わせることで自分を保とうとするようになり、自分のことがどんどん疎かになっていき、自尊心の低い人間になってしまうということが言えます。

感情をコントロール出来る子を育てるには?

子供は自尊心が育たなければ心もうまく育たないと言われています。そのためには、子供の一番身近な存在である両親が子供を無条件に受け入れてあげることがとても大切になります。それは、自分を丸ごと受け入れてくれる存在が身近にいることで、自分はかけがえのない人間なんだと思えるようになるためです。

小さな子供は夢中で遊んでいても、ところどころでお母さんの方へ振り返りますよね。これは、いつもお母さんに自分のことを見ていて欲しいと思っている証拠です。子供は両親にしっかり見守られることで相手を信頼する心や、自分は自分のままでいいんだと自分を肯定する心を育てていきます。

実際に、幼児期にしっかりと自尊心を育てることが出来た子供は感情のコントロールがうまく、社会的ルールや何故叱られているのかを受け入れることが出来る傾向にあります。この原因ははっきりとは解明されていませんが、一番初めに両親との信頼関係をしっかり築かれていることによって、次の他人との人間関係も受け入れることが出来るためなのではないかと考えられています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ちょっとしたきっかけで自分の感情をコントロール出来なくなってしまうことは誰にでも起こり得ることです。大切なのは、そうなってしまった時にどのように対処するか、また普段から出来るだけそのような状態にならないように準備しておくことです。
また、あまりにも感情のコントロールが効かず、一度爆発してしまうとコントロールを取り戻すまでに時間がかかったり、爆発の仕方があまりにも激しい場合は境界性人格障害という病気の可能性も考えられます。もし気になる方は一度病院で相談してみても良いかもしれませんね。

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